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銀杏とマンタとサイモン&ガーファンクル

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何年か前に沖縄の美ら海水族館で初めてマンタを観た。
水の中をまるで空を舞うように泳ぐマンタは魅力的だった。

マスタード色のイチョウの木を見て、イチョウの葉の形は
何かに似ているな、と思ったらマンタそのものだと気づく。

イチョウの写真を撮るとき、わたしには好きなアングルがある。
それは木の幹に抱きつくようにして、下から撮る方法。
葉と葉の隙間から覗く空の色が青く見えたら、たいてい素敵な仕上がりになる。

閑話休題。

今朝、通勤途中にイチョウ並木の通りを車で走っていたら、
ふとサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」が無性に聴きたくなった。
帰宅してから、古いCDを引っ張り出して今も繰り返し聴いている。

原題は「Bridge Over Troubled Water」

たぶん佐野元春の「約束の橋」とゴチャマゼになったのだと思われるが、
わたしは「明日に架ける橋」をどこかで「約束」の歌だと思いこんでいた
節がある。

歌詞をよく読めば、「約束」という言葉はどこにも使われていないのが分かる。
どこにも使われてはいないのだが、やっぱり「約束」という言葉が行間から浮かんでくる感じがするのは、単にわたしの先入観のせいだろうか?

わたしはきょう、半年前に自分自身と交わした約束を1つだけ果たした。
だから、約束の歌が聴きたいと思ったのかもしれない。

【152/1973】
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by tabijitaku | 2007-11-29 01:54 | 私が私であるための1973枚

バス停の猫

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電車とバスと船の旅。
やたらと待ち時間の多い旅であった。
旅の途中で2冊の文庫本を読み終えた。

更に旅の途中、岡山駅で映画を2本観た。
たまたま初日の宿から歩いて10秒の場所に劇場があったのだ。
そこで夜の最終上映で「ミッドナイトイーグル」を観た。
それから帰りの新幹線の待ち時間が3時間近くあったので、同じ劇場で別な映画を観た。

旅先で本を読んだり、映画を観たり、散髪したりすると、
なぜだかとってもトクした気分になる。

さて、一人旅は当然、待ち時間も1人。
ただし、直島のバス待ちでは猫が近寄ってきた。
飼い猫のような人なつっこさで、バス停のベンチに私が座っていたら、
わたしの太ももの上にノボってきた。
通りすがりのおばさんに「ようなついとるねー」に言われた。

写真を撮りたかったわたしは、猫を足から下ろした。
そのせいではないだろうけど、家に帰って写真を見たら、
ベンチの猫はどこか不機嫌そうである。
…そんな目で見るなよ、と言いたい。

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【149/1973】
【150/1973】
【151/1973】
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by tabijitaku | 2007-11-28 03:09 | 私が私であるための1973枚

元気なオジサン

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たぶん、このオジサンにも名前があるんだろうなぁ…

【148/1973】
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by tabijitaku | 2007-11-26 23:45 | 私が私であるための1973枚

なかよし。

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【147/1973】
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by tabijitaku | 2007-11-26 23:27 | 私が私であるための1973枚

濡れた唇

上気した頬はほんのりの桜色に染まっていた。
まだあどけなさの残る唇は濡れ、
大きな瞳は潤んでいるように見えた。

遠慮なく近づいて撮りました。
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by tabijitaku | 2007-11-26 00:04 | 私が私であるための1973枚

斜め45度のマーチ

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宇野駅の駅前ロータリーにて。
本州から直島へ渡る場合、宇野港からフェリーに乗る。

まったく関係ない話だが、宇野駅の看板はもちろん「UNO」と表示されている。
ついつい「UNO!」と言いたくなる。

【144/1973】
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by tabijitaku | 2007-11-25 23:49 | 私が私であるための1973枚

かさかさリアル

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会社帰り、ガソリンスタンドでバイクに給油。
夜9時で閉まるスタンドに閉店5分前に入店。
落武者のような長髪の男性店員が出てきた。
お世辞にも清潔感があるとは言えない出で立ちで、ひょこひょこと身体を左右に揺らすようにして歩いてきた。

「現金レギュラー満タンで」とわたしが言うと
「はい、現金レギュラー満タンで」と彼は繰り返した。

バイクの給油が終わる。
代金を払ってお釣りを受け取ったとき、かさかさの彼の指先がわたしの手のひらに触れた。
甲羅のような固い皮膚だった。

「寒いですね」とわたしが言うと、
「あ、寒いですね」とやっぱり彼は繰り返した。

【143/1973】
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by tabijitaku | 2007-11-23 00:55 | 私が私であるための1973枚

食べるべくして食べる料理

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グルメの話題と言っても先日発表されたミシュランガイドとは程遠い内容なのだけど、
食べるべくして食べた料理、というのがわたしにもある。

それは「3つ星=わざわざ訪れる価値がある卓越した料理」だったわけでもなく、「2つ星=遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理」だったわけでもない。

単純に他に店が見あたらなかったり、もっと言えばメニューが1つしかなかったりするとき、わたしは「食べるべくしてその料理を食べる」ことになる。

例えば粟国島の定食屋がそうだった。
メニューには焼きそばだとかカツ丼だとかあるのだけど、どれを注文しても「あいにく今日は…」の連発で、だったらどれだったらあるの?としびれを切らして尋ねたら、「ソーキそば」と言われた。

秩父の山奥にあるそのドライブインも、昼時を過ぎた中途半端な時間だったせいか、そのときは注文できる料理が「1品」しかなかった。
迷う余地がないとはまさにこのことで、わたしはそれを注文した。

大根おろしが最初に出てきたと「は?」と思ったが、店員さんはそういう客の反応には慣れっこなのだろう。
「食べる直前におろして入れたほうが美味しいんですよ」
と教えてくれた。
大根おろしの苦みが意外と料理に合う。
箸が進む。

さて、もう1枚写真を用意したけど、これから寝ようとしている方は見ないほうがいいです。夜食に食べたくなると思うので。

【141/1973】

大根おろしを何に入れたのか?
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by tabijitaku | 2007-11-21 00:47 | 私が私であるための1973枚

プロレスが死んだ日

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愛読誌が廃刊になったり、刑事ドラマでお気に入りの刑事が殉職して哀しい思いをしたことはないだろうか?

わたしの弟が以前ブログを止めたとき、彼のブログの読者から
「スラムダンク」が終わったときより哀しい、という言葉が寄せられていた。

わたしの場合、ずっと続けて読んできた雑誌となるとプロレス雑誌しかない。
春に週刊ゴングという雑誌が廃刊になった。
タイガーマスクやテリー・ファンクのプロレスブームがあったのは
遥か昔の話。
ここ10年、世間に届くようなプロレスの話題は皆無と言っていい。
だけど、わたしがどうしようもなく哀しかったのは週刊ゴングが
廃刊になったことではなかった。
わたしの哀しみは別にある。

それは週刊ゴングの廃刊を、心の底から哀しめない自分がいたことだった。
廃刊になるだいぶ前から、わたしはもう雑誌を買わなくなっていたし、
深夜放送のプロレス中継も観たり観なくなったりで、プロレスに対する多くの熱を
失っていたのだから。

【139/1973】

えんえんとプロレス談義(興味のある方はどうぞ)
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by tabijitaku | 2007-11-18 22:40 | 私が私であるための1973枚

もらい湯

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「太陽」のことをフランス語で「Soleil(ソレイユ)」というらしい。
言葉にしてみると、こちらもまるでフランス語みたいな響きなんだけど、
今週はわたしは毎日、モライユ(もらい湯)である。

マンション全体が給配水管の交換工事をやっており、
自宅にお湯が出ないのだ。
仕方なく、夜10時過ぎに帰宅してから着替えて実家に向かう。
実家は車で10分ほどの距離にある。
晩ご飯を食べ風呂に入り、両親に「また明日」と言って自宅に戻る。

それにしてもリフォームが、これほどストレスが溜まるものだとは知らなかった。
数日前まで部屋の壁にビニールが貼られ、床には水色のビニールが敷かれていた。
家の半分は土足で歩かねばならなかった。
洗面台も洗濯機も外されている。
いま、わたしの部屋の鏡は小さな手鏡1つしかない。
これをキッチンの天袋に逆さに吊し、ヤカンで沸かした湯を水で薄めたものを茶碗に注ぎ、朝ヒゲを剃っている。

日々のストレスがつかの間であるが晴れる瞬間は、夜である。
駐車場へ向かうとき、空を見上げるとオリオン座が見える。
オリオン座はわたしが唯一、見分けられる星座だ。

工事は明後日の夕方に終わる予定。
もらい湯は明日の晩が最後である。


【138/1973】
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by tabijitaku | 2007-11-16 00:52 | 私が私であるための1973枚


中庭、それは外。でも内側


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