<   2008年 02月 ( 17 )   > この月の画像一覧

春の足音

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週末はもう3月です。

【241/1973】
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by tabijitaku | 2008-02-29 01:31 | 私が私であるための1973枚

続・朝の風景

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自分の中での定番探しは楽しい。
それは小さな自分発見。
もっと自分を労らなければ、わたしがわたしであることが死んでしまう。
もっと自分を信じられなければ、わたしがわたしである意味を失ってしまう。
もっと自分を好きにならなければ、わたしは過去のわたしばかり見てしまう。
軌道修正の小さな一歩はいつだっていいんだろう。
例えば、今朝でも。

【240/1973】
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by tabijitaku | 2008-02-27 08:43 | 私が私であるための1973枚

朝の風景

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市販のマーマレードと母の作ったマーマレード。
先週末、父の誕生祝いを届けに実家に帰った際、瓶詰めのマーマレードを持たされた。
「今回も」鍋いっぱい作ったらしい。

マーマレードとは果実の皮の入ったジャムのことらしい。
だからマーマレードをオレンジジャムとは言わない。
そんなものは無いのだろうけど、バナナを皮ごとジャムにしたらマーマレードとなるのだろうか?
ちなみに語源は原料となったマルメロという果実から転じたという説あり。
けしてママが作ったから、では無い。

実家にたまに帰ると、あれやこれやと土産を持たされるのが常だが、わたしが貰って帰るのは、米とドリップコーヒーとマーマレードぐらい。

母の手作りのほうが、甘さも苦みも濃い。
トーストよりプレーンのヨーグルトによく合う。

【239/1973】
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by tabijitaku | 2008-02-26 08:49 | 私が私であるための1973枚

瞳にまつわるエトセトラ

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黄砂が吹いている。
関東では昨日、春一番が吹いた。
「春一番」と聞くと、わたしが思い出すのは「ブラックジャック」
初めて読んだブラックジャックのタイトルが「春一番」だった。
ブラックジャックによって角膜移植の手術を受けた少女は、それ以来見知らぬ男の幻を見るようになる。
その幻覚に悩まされるうち、少女はやがて彼に恋してしまう。
しかし男の正体は連続殺人犯だった。
実はブラックジャックがアイバンクで手に入れた角膜は彼によって殺された女性のものだったという話。
初恋に破れた少女に対し、ブラックジャックが口にするのが「春一番」だった。
本当の春はこれからやってくる、と。

「瞳」の話と言えば昨日観た映画「潜水服は蝶の夢を見る」
http://www.chou-no-yume.com/
雑誌編集長だった主人公が突然の病気で全身麻痺になってしまう。
彼が唯一、自分の意志で動かすことのできる身体の部位は「左目」だけ。
その左目を使い彼は20万回の瞬きによって自伝を書き上げる。
全身麻痺の主人公の目線で描かれた映像。
彼と彼を取り巻く人々の痛々しいまでの心の揺れ。
忘れがたい映画だった。
選曲が素晴らしい。
サウンドトラックが日本では販売されておらず、昨夜遅く弟が海外からサウンドを手に入れて送ってくれた。それをいま、繰り返し聴きながら書いている。

音の向こう側では風がゴーゴーと唸っている。
本当は久々の連休、バイクに乗りたかったがこの強風では無理だ。
そう言えば、昨日映画を観に行ったとき町で奇妙なポスターを観た。
丸い円の中に顔が描かれているのだけど、その顔が何とも不気味で、真っ黒な瞳からアイメイクが崩れたような黒い涙が流れている。
しばらく観ていると、ポスターが風で剥がれて天地逆になっていたことに気づいた。
不気味な顔の正体は連桁付き八分音符だった。
目の錯覚。

最後はわたし自身の目の話。
左まぶたの上に微かに疵跡が残っている。
顔を近づけて見てもなかなか気づかないぐらいの小さな疵跡。
子供の頃、卓上ピンポンで遊んでいたとき、吸盤付のネットを取ろうとして支えの棒の先端が勢い余って顔を掠ったときにできた疵。「失明したらどうするの!」と母親にたいそう怒られた。疵はだいたい左目の5mm上ぐらいの位置にある。
先ほど、鏡を見ながらその疵跡をカメラで写した。
苦労して撮った写真を見て、わたしはそう言えば以前、目の写真を見せられたことを思い出した。なぜそのひとがわたしに目の写真を送ってきたのかは思い出せないが、目のアップを観るのはなんか奇妙な感覚だ。

ブログなんかでもよくあるけれど自分の顔を写すとき「目だけ隠すひと」と「目だけ見せるひと」がいる。この違いはなんなのだろう?

【238/1973】
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by tabijitaku | 2008-02-24 15:06 | 私が私であるための1973枚(絵)

5行童話

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評判の王様がいました。

王様は国民を大事にする「いい王様」でした。

「我を愛せ。我を愛する者を我は無条件で愛そう」

しかし王様は気づいてしまったのです。

それは「無条件」とは言わないことに。

【237/1973】
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by tabijitaku | 2008-02-22 01:59 | 私が私であるための1973枚(絵)

カマンベール in オニオンスープ

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最近のわたしの朝の定番。
オニオンスープを入れたマグカップにチーズを落とす。
溶けかけたチーズは長いスプーンですくって食べる。

一杯のスープでも思い出すことは無数にある。
それが人生かもしれない。

【236/1973】
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by tabijitaku | 2008-02-20 00:09 | 私が私であるための1973枚

彼がこの国を選んだ理由。

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金、土と2日続けての棚卸し。
今月に入り5日間かけてようやくカウント作業が終了。

冷たく乾いた空気に身をさらし、鼻水をすすり上げながら作業を続けた。
楽しみと言えば昼飯ぐらい。
せいぜいウマイものでも食べにいこうと、地元のウナギ屋、とんかつ屋、釜飯屋と毎回違う店に足を運んだ。

普段は一緒に食事をする機会のない営業スタッフとテーブルが一緒になる。
その中に中国出身の男性がいた。
彼は数年前日本に帰化している。

食堂のテレビのニュースを見て、
「日本の政治家は失言ばかりで芸人さんみたいですね」と笑う。
「政治家の失言を日本のマスコミどうしてあんなに喜ぶんでしょうか?」

彼は新聞をとっている。もちろん日本の新聞。
朝刊だけとっていて、朝の時間では読み切れないので帰宅してから続きを読むという。

「例のギョーザの中毒問題どう思う?」と時事ネタを振ったら、
「ああ、あれは間違いなく中国の工場の労働者がやったことです。よくある話です」
と即答。

彼はヒレカツに醤油を、キャベツにはレモン汁と塩をかけて食べていた。
ソースは胸焼けするという。
ご飯には味噌汁をかけた。

「猫まんまって言うんだよ」とわたしが言うと、
「はい、猫まんまです」とニッコリ笑う。
「中国でもそういう食べ方あるの?」
「いいえ、見たことありません」
「日本で覚えたんだ?」
「最初に日本来たときアルバイト先で賄いが出たんですけど、いつもオカズが足りなかったので、そのとき味噌汁をご飯にかけてました」

じつに良く食べる男で、ジャイアンみたいな体型をしているのだが、彼の食べ方には不思議と品がある。食べるときは正座。理由を尋ねると「このほうが気持ちいいです」と答えた。

「最初、日本に来た理由を聞いていい?」
「それはリンゴがとても美味しかったからです」
「リンゴ?」
「はい、青森県のリンゴです」
「リンゴを食べにきたの?」
「中国でわたしが食べていたリンゴは青くて酸っぱいリンゴでした。日本の赤くて甘いリンゴは衝撃的でした。こんな美味しい食べ物のある国に行ってみたいと思いました。日本で暮らすようになったのは、たまたまですよ」
「ふーん」
「想像してみて下さい。もし紫色でスイカぐらいの大きさのすごく美味しいリンゴがある国があったら、行ってみたいと思いませんか?」
「…行ってみたくなるかもしれないねぇ」
「リンゴを食べにきて、日本に帰化するとは思わなかったでしょう?」
「はい」
「帰化しようと思ったのはどうして?」
「日本人の彼女がいました。彼女の親は中国人はダメだと言いました。だから帰化しようと思いました」
「でも、結局…」
「はい、結婚したのは中国の女性です。…どうにもならないことがあります」

彼の奥さんは日本語がまだ話せない。
でも最近、スーパーで友達ができたという。
相手も中国の方だ。
休みの日には奥さんと車の試乗に行くと言う。

「車を買うお金はありません。車を買う気分だけ楽しんでいます」

彼らはいま都内に住んでいるが、いずれ千葉県で暮らしたいらしい。

「埼玉のほうが通勤に便利だよ」とわたしが言うと、
「千葉には空港があります」
「羽田?」
「成田空港のことです」
「海外出張のとき便利だから」
「成田空港が近いと家内が安心します」

わたしはいまの会社に8年ほどいるが、中国出身の同僚が過去にも2人いた。
既に退社しているが、いまでも連絡がとれる仲だ。
上海に帰った1人には最近「あの子を探して」のサウンドトラックを探して欲しいと頼んだばかりだ。
旧正月明けにメールがきて、近くのCDショップにはなかったのでこの週末、店を回って探してくれるという。

わたしは今年、中国に行こうと思う。
彼らの国を見てみたい。

【235/1973】
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by tabijitaku | 2008-02-17 08:59 | 私が私であるための1973枚(絵)

だもの

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アンティークショップなんて洒落た店ではない
骨董屋というのも…ちょっと違う。
埃まみれの屋根裏部屋のような店。
並んでいる物もだいぶ変わっている。

クッキーの空き缶
公衆電話
床屋のサインポール
ビーカー

どれも駄モノと言えば駄モノ。
店に並んでいる品にはほとんど値札が付いてない。
「お気軽に御尋ねください」という貼り紙があるので尋ねてみた。

「すいません、このジャミラいくらですか?」
「…ん?初期の食玩だね。500円だな」
「こっちのオレンジのグラスは?」
「どれ?」
「これです」
「ガラスケースの中の?」
「そうです」
「開けてみて触っていいよ」
「いいんすか」
「触んないとわかんないっしょ」
「いいっすね。いくらですか?」
「面白いカタチしてるよね。70年代のだなぁ。500円だな」
「じゃあ、これも貰います」

やなせたかしの空きボトル→¥300
オレンジのグラス→¥500
ジャミラの食玩→¥500
蛍デザインの長靴グラス→¥500
オレンジのキャンドルスタンド→¥800
しめて2600円となり。

高い安いか。
アタリかハズレか。
そんなことはどうでもよくなる。
正解のない宝探しだもの。

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【233/1973】【234/1973】
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by tabijitaku | 2008-02-13 01:35 | 私が私であるための1973枚

残雪アイランド

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昨日は今月2度目の棚卸し。
夕方から降り始めた雪に、このままでは家に帰れないスタッフが出ると考え中断。
スタッドレスタイヤではないので、わたしは会社に車を置いてきた。
後輩に自宅まで車で送ってもらう。
明日は昨日中断した棚卸し作業の続き。
結局3連休の休日はきょうしか無い。

その日曜日は快晴だった。
朝目が覚めたらテラスの雪は早くも溶け始めていた。
シャワーを浴びて、カメラを手に公園に向かう。
車がないので久々のバイクで。

エンジン音を聞きながら、ふと7年前に買ったこのバイクに歳を越されたような気がした。
よく人間に比べて寿命の短い犬や猫に対し「にんげんだったら何歳」という表現を使うけど、そんな感覚。

さて、雪の翌日の快晴で公園は「にわか雪だるま祭り」状態。
積もる雪は見るに楽しく、溶ける雪は撮るに楽しい。これがわたしの持論。
おそらくホームセンターで売っているのだろう。
ソリ持参の親子がたくさんいて、低い丘の上から滑っていた。

反対に雪の翌日、わりを食うのが「彼」
この日はただでさえ公園遊具にひとが集まらない中、「すべる」専門の彼のまわりは見事に無人。しょうがないからわたしが滑ってあげようかと思ったけど、お尻が汚れるのでヤメにした。
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雪解けの道を一輪車で走る男性がいた。
彼のテクニックはなかなかのものだったけど、後ろからしぶしぶと付いてゆく息子の姿もなかなか哀愁が漂う。
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あえて雪原を走る自転車族もけっこういた。
雪道の轍は間近で接写すると雪の回廊のように見える。
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溶けかけた雪が水に変わる。
大昔、1つの大陸だった世界が分かれて海ができるように。
残雪という名の大陸ができてゆく。
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雪解けのバスケットコート。
濡れた路面が鏡となる。
時計を見たら、もう正午を過ぎていた。
残雪大陸はもう「島」になっていた。
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【226/1973】【227/1973】【228/1973】【229/1973】
【230/1973】【231/1973】【232/1973】
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by tabijitaku | 2008-02-10 19:53 | 私が私であるための1973枚

葉っぱ1枚の重さについて

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例えば葉っぱ1枚にも重さというものがちゃんとある。
心の薄皮1枚にも厚みというものがちゃんとある。
しかし、世の中には重さも厚みない言葉というのが確実に存在する。
説明責任なんて言葉があるけれど、確かに責任を「説明」できるのは言葉しかない。
だけど選ぶべきは説明するための言葉ではなく、責任を果たすべき相手ではないだろうか?

【225/1973】
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by tabijitaku | 2008-02-10 18:37 | 私が私であるための1973枚


中庭、それは外。でも内側


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