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知らない街へ

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あちこちの道を走ってきたから、それをどこで見たのか、それにどこに出会ったのか、正確には思い出せない場所もたくさんある。

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道一本にも一期一会というのはあると思う。

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だから再会できることはとても幸せだ。
明日から約3年半ぶりにインドへ行く。

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【561/1973】【562/1973】【563/1973】
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by tabijitaku | 2008-12-26 08:15 | 私が私であるための1973枚

電池交換

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わたしは旅先であまり腕時計を必要だと思ったことがない。
バイク旅の場合、エンジンのメーター横に、車旅ならカーナビに時計が付いている。
これが電車旅なら必要ともなりそうだが、思い返してみて、電車旅の経験はさほど多くないが、それでもやはりわたしはあまり腕時計を必要としなかった気がする。
ひとり旅では、何時に待ち合わせるとか、何時間ここにいていいだとか、あるいはあと何分で出発だとか、そういう誰かとの示し合わせがない。
しかし善し悪しはあって、遅れていても誰も急かさないが、飛行機の出発時刻に目が覚めても飛行機は待っていてくれない。実際に一度そういうことがあった。バースデイの早割予約チケットで取った九州行きのチケットをふいにしたことがある。

TUTAYAでDVDのバーゲンをやっていて、映画のDVDが3枚3000円で買えるコーナーがある。プロジェクターを買って以来、毎週末、部屋で映画を観るのが楽しみになっている。
3枚のうち、わたしが選んだのは2枚が好きな映画で、1枚はまだ見たことがない映画にした。
見たことがない1本は「イージーライダー」
あまりにも有名な作品であるが、これまで機会を逃していた。
もちろん2人の若者がバイク旅をする映画だということぐらいは知っていたし、ステッペンウルフの「Born To Be Wild」も聴いたことがあった。
メイキングを見たら「イージーライダー」はほとんど台本らしい台本も無しに撮られた映画らしい。
90分程度の映画であるが、最初に監督のデニス・ホッパーが編集したものは3時間もあったそうだ。それを公開可能な尺にするため制作スタッフが再編集した。
再編集したものを見せられたホッパー監督は「素晴らしい!でも、もうこれ以上どこも切らないでくれ」と言ったとか。
60年代の若者を描いたアメリカンニューシネマの傑作とされるこの映画。
わたしが好きなのは、荒野から一転、二人が町中へ辿り着く場面。
知らない町を訪れるとテンションが上がる。
「ここはどんな町なんだろう」「この町でまず最初に何を食おうか」「ここで今晩の宿を探そうか」そういう気持ちが駆けめぐってウキウキしてくるのだ。
「イージーライダー」は物語を楽しむというより、ビリーとキャプテン・アメリカと一緒にアメリカ大陸を併走しているような感覚に浸れる映画だった。

さて、週末から日本を出る。
初めてのバックパックになるので、バッグを買ったものの、持って行くものものは国内旅とほとんど変わらない。
ただ、ふと思い立って、何年も止まったままだったG-SHOCKの電池交換をした。
時計屋に持って行ったら、預かってから1ヶ月はかかるという話だったので、自分できょう電池を買ってきて替えた。再び針が動き出したとき、ホッとした。。
電池交換をしただけで、旅の準備は一切手つかずであるが、何となくそれがまず必要だという気がしたのだから仕方がない。

きょうは「イージーライダー」の他に、「マルサの女」も観た。
あと1本「ジョゼと虎と魚たち」を観たら、バッグに荷物を詰めよう。

【560/1973】
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by tabijitaku | 2008-12-23 20:02 | 私が私であるための1973枚

1番ネコ2番イヌ3番ウシ

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インフルエンザで外出禁止。
時間だけはあったので、久しぶりに賀状を書いた。
これまで書いてこなかった会社の後輩や部下のパートさんなどへ。
年賀状は使わずに、自分で撮った写真や描いたイラストを相手によって変えたりしながら5パターンほど作った。
一応、丑年ということで、過去のアルバムを探す。
牛はおそらく、犬と猫についで旅先でシャッターを切ることが多かった動物だ。
日本で見た牛の中で最も印象深いのは、四国カルストの牛たち。
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天国というのはこういう場所なのだろうか?

さて、結局、賀状にはインドとカンボジアで撮影したものを使用した。
どちらも牧場の牛ではない。
インドは町中の、カンボジアは遺跡の前で放牧されていた牛の親子である。

古いアルバムの中にはときおり、わたしが自分で自分を写した1枚がある。
写真を撮られるのは苦手なので、ひとに写してもらったものはない。
登山家が山頂に旗を立ててるような、これは言わばそこにいた自分の刻印のつもり。
1つの旅で自分を写した写真はせいぜい1枚か2枚で、1枚も無いことのほうが多い。

写真は正直だと思う。
写真の中のわたしには迷いがない。
当たり前だ。彼は目的地にいるのだ。
軍艦島、日本最南端の無人駅、黒砂漠、ダムに沈んだ村、廃校の屋上、毒ガス島。

やはり、前言を撤回したい。
大島、岩手、四国、粟国島、長野、確かに牛を写す機会は少なくはなかったが、わたしがこれまで撮影した動物で1番多いのは猫。2番目は犬。4番目が牛で、3番目はたぶん、自分である。
来年、わたしは年おとことなる。

最初の写真は部屋から写した朝の風景。
まるで雲が朝を運んできたように幻想的な光景だった。

【558/1973】【559/1973】
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by tabijitaku | 2008-12-20 08:30 | 私が私であるための1973枚

明日はヒゲを剃ろう

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ひとり暮らしを始めて8年だか9年になるが、「たぶん、これは買う必要ないだろう」と思っていたモノが2つある。
「ポット」と「体温計」である。
ポットは必要なときに必要な分だけヤカンで沸かせばいいし、体温計は熱があることぐらいわざわざ確かめなくても分かる、と思っていた。
その体温計を火曜日、わたしは初めて買う。
580円だった。
熱があることはわかっていたが、熱が上がってゆく感覚が不気味で、それを確かめたくて体温計を買った。
薬局の前で脇に挟んだら38.8度だった。
ヤバイよな、と思った。
会社を早退し、午後の診療開始と同時にかかりつけの診療へ向かう。
その場でもう一度熱を測る。
39.7度に上がっていた。
鼻の穴におみくじみたいな紙を突っ込まれて、しばらくしたら結果が出た。
「インフルエンザです」
あ、やっぱり。
「流行に乗っちゃいましたね」と初老の看護婦さんに言われた。
このときは頭はガンガンするし、寒気がするし、身体の節々が痛いし、鼻がえんえんとつまり続けるし、咳も止まらないし、怠いし辛いしで、例える必要もないのだけれど、家中の窓が開けっ放しで、水が出しっぱなしで、ガスが付けっぱなしで、テレビもラジオもパソコンのiTunesも目覚まし時計も付けっぱなしの鳴りっぱなしで、ヤカンの湯は沸いてるわ、インターホンは鳴るわ、電話も鳴るわ、あげくに夕立が来て部屋に雨が吹き込むわ、嗚呼、布団干しっぱなしじゃん!という状態だった。
医師の充分な説明のもと、わたしはタミフルを貰い、インフルエンザ専用の解熱剤を貰って、ブレーカーが落ちたように眠った。

解熱剤の効果はテキメンで熱は1日で下がった。
しかし、今度は嘔吐に悩まされる。
とにかく口にするものは全て吐いてしまう。
それでも水分補給はゼッタイなので、飲む、食べる、吐く、また飲むの繰り返しで、自分がまるで穴の空いたバケツみたいに思えた。

3日目のきょう、症状はだいぶ緩和した。
ようやく食事らしい食事をとれるようになり、吐くこともあるが、吐かずにすむ場合もあり、明日はヒゲを剃るか、なんて気分にもなってきた。
ただ医師には今週いっぱいの外出を禁じられている。
症状が和らいでから2日間は周囲への感染の恐れがあるという。
タミフルは5日間、飲み続けることが1つのプログラムでその意味でも治療はまだ終わっていない。
暮れの給与と賞与の支給を前に、違う意味で頭が痛かった。

しかしわたしにとって今さらながら大事な発見はあった。
穴を開けて気がつくのは周りにとっての自分の大きさではなく、自分にとって周りの大きさである。
助けられているなぁ、とまじまじと実感できたことは、いまの自分にとってよかった気がする。
会社の金庫の鍵はわたししか持っていない。
後輩がその鍵をわたしに家まで取りに来てくれた。
診療所から帰宅するわたしと後輩との時間がうまく合いそうになかったので、ウィダーインゼリーを20個ぐらい買っておいてくれよ、と頼んだ。
1個200円、20個で4000円。
手間賃も含めて5千円札を渡そうと思っていたら、彼は大きなビニール袋を2つ抱えてウチの前で待っていてくれた。
「お金はいいっス」という後輩に無理矢理持たせた5千円札だが、どうみてもそれでは足りなかっただろう。
いまはとにかく常温で飲むポカリスエットが命の水となっている。
病気を治すのは医者でも薬でもなく、個人の免疫力らしい。
元気になろう。
まずはそこからだ。
わたしにはすべきことがある。

【557/1973】
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by tabijitaku | 2008-12-18 21:37 | 私が私であるための1973枚

夕暮れ

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夕暮れ
地球も生きていることを
大地が動いていることを
季節が巡っていることを
思う時間。

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【556/1973】
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by tabijitaku | 2008-12-12 06:36 | 私が私であるための1973枚

どちらに投票しますか?

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どちらに投票しますか?
どちらかに投票しますか?
それともあなたが?

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【554/1973】【555/1973】
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by tabijitaku | 2008-12-11 01:32 | 私が私であるための1973枚(絵)

左手で右ポケットからモノを取り出せますか?

ズボンのポケットに入れたものを取り出すとき、右のポケットに入っているモノは右手で、左のポケットに入っているモノは左手で取る。これが普通でしょう。

右手で左のポケットの中からモノを取り出すのは意外と苦労する。
そもそもそんなシチュエーションあるの?と思う方もいらっしゃるだろうけど、これが実際あるのである。
片手が荷物でふさがっている。もう片方の手でポケットから鍵を取り出したい。
「あれ、ない。あ、こっちか。ああ、取れない」といったもどかしい思いをする。
腕の長い方にはこういう苦労はないのだろうか?

写真は上野の西洋美術館で観た彫刻。
身をよじる彼の姿が、ポケットからモノを取り出せないひとに見える。
もちろん、そう見えるだけで、ホントのところ「彼」の場合は違う。
理由は言わずもがななので割愛致します。

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【553/1973】
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by tabijitaku | 2008-12-10 07:31 | 私が私であるための1973枚

舞台裏

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舞台裏と思っていた場所は、実は彼の手のひらの上だったのかもしれない。

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【551/1973】【552/1973】
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by tabijitaku | 2008-12-08 23:19 | 私が私であるための1973枚

勝手に守り神

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信心深い人間とはけして言えないわたしが、何年も前から自分勝手に決めた「旅の守り神」は亡くなった祖父である。

あちこちを旅をしていれば危険に遭遇することも無いわけではない。高速道路を運転中、蛇行運転していたトラックに巻き込まれそうになったこともあったし、わたしの場合、廃墟や炭坑跡に出かけることがこれまで多かったので、朽ちかけた床を突き破って落ちたこともあった。
ただわたしは、危ないめに遭った、と考えるより、危ないめに遭ったのに無事だった、と考えることにしている。
その無事に導いてくれたのが、旅の守り神で、漠然としていたその象徴が、あるとき亡くなった祖父になったのには、祖父もまたひとりで旅に出るひとであったと父から聞いたからで、つまりはたったそれだけのことなのだけれど、拝んだから助かる、とか唱えたら救われるという信仰宗教について、無知なわたしはいささか疑問があり、それよりも自分の先祖に気づかぬうちに守られていた、と思うことで気持ちが軽く、そして暖まる気がするのである。
(宗教批判ではございませんよ)

その祖父の墓参りに昨日、数十年ぶりに出かけた。
墓は山手線の鶯谷駅にある。
地図を持参したがよくわからず交番で一度道を尋ねたものの、目的の霊園を通り過ぎ、近所の方にもう一度聞いてようやく辿り着いた。
しかし、不思議なことに寺の場所には迷ったが、墓石の場所は憶えていた。
なんとなくこっちのほうにあったはず、と不確かな記憶で歩いてゆくと、そこに自分と同じ苗字が横に、右から左へと刻まれていた。
わたしは墓石に水をかけ、買ってきた花を活け、暮れと旅の安全を2人分、お願いしてきた。
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鶯谷駅は上野駅の隣で、上野公園には歩いても行ける距離にある。
巨大なシロナガスクジラの模型の前を通り、国立西洋美術館でヴィルヘルム・ハンマースホイの展覧会を観た後、広場のパントマイムショーを楽しんだ。
冬の空気はいよいよ冷たくなってきていたが、そのまま足を伸ばしてアメ横にもしばらくぶりに寄った。

鶯谷から上野公園、そしてアメ横ショッピングは、よく考えたら、子どもの頃のお決まりコースだったのかもしれない。わたしの記憶の中で、祖父の墓参りはなぜか楽しい行事だったわけがわかった気がする。
祖父は素敵な場所で眠っていたわけだ。

祖父の名は庄一郎。
生前、わたしは一度も会ったことはなく、わたしが生まれる遥か前に亡くなった祖父は、生きていれば今年102歳だという。

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【549/1973】【550/1973】
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by tabijitaku | 2008-12-07 22:43 | 私が私であるための1973枚

抜けるような青空

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【548/1973】
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by tabijitaku | 2008-12-05 00:30 | 私が私であるための1973枚(絵)


中庭、それは外。でも内側


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