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対岸

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自分以外のひとの気持ちを本当に理解しようとするのは難しい。
だけど相手がいまこの瞬間に見ている風景を想像できるなら、それができるような気がした。
耳をすまして、目をこらして。

いまはブログ以外で文章を書くことに時間を注ぎたいので、しばらくブログは休眠します。
【629/1973】
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by tabijitaku | 2009-03-26 06:58 | 私が私であるための1973枚

値下交渉

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「おい、これいくらだ?」

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「これ(5千円)ぐらいでどうっすか?」

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高い!もっとうーんと下げろ!」

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「ん〜こりゃ参ったなぁ」

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「ブツぞ〜」

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「ひえ〜勘弁して」

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【627/1973】【628/1973】
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by tabijitaku | 2009-03-25 06:54 | 私が私であるための1973枚

おじぎ koneta

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【625/1973】【626/1973】
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by tabijitaku | 2009-03-23 22:37 | 私が私であるための1973枚

【ショートストーリー】砂の音

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その店では紅茶を頼むと、ティーセットと一緒に青い砂の砂時計が運ばれてくる。
「砂が全部落ちた頃が飲み頃ですよ」
店の女主人が言葉を添える。

彼は巨大な砂時計を想像していた。
それは給水タンクを縦に二つ重ねたようなビッグサイズだった。
上のタンクには砂漠のような砂があって、その中央に蟻地獄の罠のような小さな穴があいている。
穴はいまは小さいけれど確実に拡がってゆく。
こんなふうに時間の尺度を貰えたら、待つのも楽かもしれない、彼はそう思った。

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「紅茶をおいしく飲むコツは紅茶の言葉をよく聞くことです」
女主人が優しく話しかけた。

「紅茶の言葉?」
「待っていてね、という紅茶の気持ちです」
「…相手がもしそう言ってくれなかったら?」
「そういうときは砂の音を聴くのです」
「砂の音?」
「人生は確実に歳をとります。耳をすませば、貴方にも砂の落ちる音が聴こえるはずです」
「でも僕にはムリだ」
「あら、どうして?」
「生来、ひとを待てないタチなんですよ」
「待てなかった自分を後悔する時間は、もしかしたら待ち時間より長くなるかもしれませんよ」

彼は紅茶をお代わりする。
やがてテーブルには新しいポットと新しいカップが運ばれてきた。
そしてテーブルに置かれた砂時計逆さにすると、女主人はこう言った。
「砂が全部落ちた頃が飲み頃です」

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by tabijitaku | 2009-03-22 07:51 | ショートストーリー

街角で語りかけているのは神様だけじゃない。

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【623/1973】【624/1973】
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by tabijitaku | 2009-03-19 23:22 | 私が私であるための1973枚

ラクガキ koneta

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「元気出して。いつか誰かが消してくれるわ」
「ああ、希望は忘れないよ」

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【621/1973】【622/1973】
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by tabijitaku | 2009-03-18 07:02 | 私が私であるための1973枚

ひょこひょこ・ぴょこぴょこ・ぴょこんと・ひょっこり・ひょっと・ひょっとこ

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絶好の○○日和、という言葉をよく聞くが、わたしが思うにそういう日は大概ピーカンの晴天であることが多い。
午前中、洗濯機を2度回してから、かねてから一度訪れてみたいと考えていた赤羽台団地に足を運んでみようと思い立ったのは、遅い朝ご飯を兼ねた昼食を食べた後のことだった。

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巨大な集合住宅。
団地マニアの間では聖地とも言われているらしい。
上の写真は通称スター団地。
「洗濯日和」のきょうは、団地のベランダで傘を乾しているお宅も多かった。
団地のベランダには傘がよく似合う。
全てのベランダに色とりどりの傘が乾してあるある光景を想像すると愉快な気分になってくる。

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こちらはわたしの好きな階段坂のある風景。
再開発も進んでいるこの地区には古い町並みもまだ残っていて辺りを散策していたら、井戸を見つけた。きょうは本当に「散歩日和」「カメラ日和」だった。

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団地内を巡回する自転車修理のワゴン車を見かけた。
わたしが幼少時を過ごした団地にも、包丁研ぎとか傘修理屋の営業車がよく来ていた。
ピーカンの青空の下、直ったばかりの自転車で走るのは爽快だろう。
晴れた日は「ふだんはやらないことをする日和」に一票を投じてみる。

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赤羽台団地で遭遇した引っ越しの風景。
彼らには絶好の「引っ越し日和」だっただろう。
わたしまで、しあわせの乗り継ぎ場面に出くわしたような幸運な気分になった。
岩井俊二監督の「四月物語」は上京した女の子が一人暮らしを始める物語。
この映画を観ると、始まりのときの気持ちを思い出す。
わたしは実家の引っ越しを一度、自身の引っ越しを3度経験している。
実家の引っ越しはちょうど春休みの時期だった。
わたしは当時エレクトーンを習っていて、引っ越し当日は発表会だか試験の日で(よく憶えていない)、家族とは別行動。東京から埼玉への引っ越しのトラックに乗ることができなかった(よく憶えている)
最初にひとり暮らしを始めたときは、会社のワゴン車を借りて、実家と新居の間をひとりで往復かした。
引っ越しのきっかけは父との些細なケンカで、しかしいま思うとそういう勢いでもなければ住み慣れた実家を出ることはできなかったと思う。
何往復目かのとき、車の中で年が明けたのを憶えている。大晦日の引っ越しだったのだ。

さて、件名について。
タイトルを「洗濯日和」、「引っ越し日和」、「散歩日和」と何にしようか迷っているうちに、なんとなく「日和」について辞典をひいてみたら、同じページの同じ段に並んでいた言葉である。
「ひょこひょこ」、「ぴょこぴょこ」、「ぴょこんと」、「ひょっこり」、「ひょっと」、「ひょっとこ」
続けて読むと早口言葉みたいで面白い。
というわけできょうは書くことがいっぱいあった「ブログ日和」

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【616/1973】【617/1973】【618/1973】【619/1973】【620/1973】
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by tabijitaku | 2009-03-15 19:46 | 私が私であるための1973枚

書斎のような職場

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人生の中で来る日も来る日も本を読んでいた時期がわたしの場合、半年間だけある。
その昔、軽井沢で住み込みのアルバイトをしていた半年間。
インターネットで本を注文したりする時代ではなかったから、読む本が無くなると休日1時間以上歩いて町の本屋へ出かけた。
本を買いに行くだとか、クレープを食べに行こうだとか、別荘通りを歩こうだとか、そんな些細なことで有り余る休日が満たされる濃密な時間であった。
春から夏にかけて、軽井沢はこれからが観光のトップシーズンを迎える。
しかし、わたしは訪れるひとのほとんどいない(プリンスのスキー場は別として)冬の静かな軽井沢が好きだ。
あの頃を思い出すとき聴こえてくるメロディが2つあって、それはどちらも当時有線で繰り返し繰り返し流されていた歌。
宇多田ヒカルの「Automatic」と「だんご三兄弟」である。

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【615/1973】
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by tabijitaku | 2009-03-11 08:25 | 私が私であるための1973枚

ソーリのいるトーリ

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【614/1973】
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by tabijitaku | 2009-03-09 22:20 | 私が私であるための1973枚

看板レトロ

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【609/1973】【610/1973】【611/1973】【612/1973】【613/1973】
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by tabijitaku | 2009-03-07 19:31 | 私が私であるための1973枚


中庭、それは外。でも内側


by tabijitaku

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