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「ダージリン急行」を聴いて

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このサウンドトラックはこれまで聴いた映画音楽の中でもベスト5に入る「心憎いサントラ」である。

映画「ダージリン急行」はちょっと変わった3兄弟がインドの高級列車に乗って旅をするという話。
この映画はけしてインド映画ではない。
インドは童話的舞台としての扱いであって、わたしが実際にインドで乗った列車とはだいぶ趣が違う。

それでも3兄弟を映画の真ん中に添える作品は珍しいし、その舞台がインドというのも絶妙に可笑しい。
ベルトの奪い合いで喧嘩する長男と次男を冷ややかな目で見つめる三男。
途中下車した駅でなぜか毒蛇を買ってしまう次男。
インド娘にすぐに惚れてしまう三男。
しょーもない話なのに、自然と笑みがこぼれてしまう快作。

そして音楽。

冒頭で流れるKinksの「Powerman」から始まって、インドの民族風音楽があったり、Rolling Stonesが流れたり、そうかと思うと突然ドビュッシーの「月の光」が聴こえてきたり、挙句の果てに、映画のエンディングでは「オー・シャンゼリゼ」がかかるのだ。
ああ心地良いばかりの心憎さ。
こんなに混沌とした音楽の世界が、「インド風」のパッケージに入れたことで、奇妙な調和を見せるから不思議。
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by tabijitaku | 2010-08-28 20:49 | 私が私であるための1973枚

ウナダレタ彫刻

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この彫刻は「暑い、暑くて死にそうだぁの像」…では無い。

この彫刻のタイトルは「君も、Jump!」
ジャンプするのはカエル…では無い。これはたまたま。
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ジャンプするのは…
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by tabijitaku | 2010-08-24 23:58 | 私が私であるための1973枚

マケナイクン

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アセカイテ
ノンデ
マタアセカイテ

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アセカイテ
ミズアビテ
キガエテアラッテ
マタアセカイテ

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アセカイテ
アセカイテ
アセカイテ
ソレデモマケナイクン
イキテルアカシ
モットモット
アセカケ
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by tabijitaku | 2010-08-22 09:03 | 私が私であるための1973枚

アフター8:30

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社会人になる前に漠然とイメージしていた華やいだ「アフター5」は、わたしの場合、ほとんど現実感のない言葉だ。
そもそも仕事は5時に終わらない。定時はいまは6時30分で、かつての職場も5時ということはなかった。
残業をして会社を出るのが午後8時ともなると、仕事帰りにできることにも限りがある。

子供の頃、後楽園ホールや両国国技館で行われるプロレス大会に、スーツ姿のサラリーマンが、前座の試合が終わった頃から来場するのを観て「ああ、大人だなぁ」なんて思ったけど、勤務地が都心ではないわたしには、仕事終りにプロレス観戦なんてことはもちろんできるはずもない。
一度だけ、会社の先輩と西武球場でナイターを観に行ったことがあった。
このときは前々から計画して、仕事を定時に切り上げて西武球場に直行したのだ。
それでももちろん1回の表から観戦するなどできなくて、中盤からの観戦だったはずだ。

しかし、一方で映画館に電車ではなく、車で行くのが当たり前になった今では、仕事帰りにレイトショーを観に行くことは可能になった。
夜10時過ぎから上映だと深夜料金で観賞できるうえ、客席も空いている。

昨日、弟の強い薦めで「告白」という日本映画を観た。
けっこうヒットした映画らしいが、終日上映している映画館が近くになく、遅い夜の1回限りの上映する映画館での観賞だった。
遅い映画の上映に合わせて、いつもより30分ほど長く残業し、いつものように30分市民体育館で泳ぎ、それでも映画館に着いたときには、上映開始まで30分ほど猶予があった。
時間つぶしに何年ぶりかに併設のゲームセンターに足を運んだものの、自分が楽しめそうなゲームは1つもなかった。
UFOキャッチャーの景品はどれもぬいぐるみやアニメのキャラクターなのだけど、ワンピースも仮面ライダーなんちゃら(最新のヤツ)も知らないので、自分の中で「これ欲しいぞスイッチ」が入らない。
結局自分でも何やってるんだかな、と思いつつ、ショベル型のクレーンゲームで山盛のミニカーを掬った。ただし、かけたお金は、深夜料金で安くなった映画のチケット代より高かった(やれやれ)

映画館を後にしたのは深夜12時過ぎで、夜の道は空いていたが、高速で走りたい気分だったので、ハイウェイに乗った。
いつもの1/3の時間で自宅に着いた。

アフター5というより、アフター8:30の出来事であるが、なんとなくこんな些細な出来事に、ふと自分が年を重ねていることを痛切に感じた。
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by tabijitaku | 2010-08-21 09:44 | 私が私であるための1973枚

卵専門店の肉そぼろご飯

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今年、発見した「最高の味」は何と言ってもハイチカレーだ。
これはもう絶品のウマさ!
カレーについて言うならば、イエロカレーを初めて食べたときより衝撃度は上だった。
さて、この独特のカレーの味と食感を説明するのに、食のボキャブラリーの少ないわたしは、「肉そぼろご飯をカレー風にした感じ」と伝えたところ、たいてい相手は微妙な反応になる。
確かに肉そぼろご飯をカレー風味にしたところで、ハイチカレーのはならないだろうな。

その肉そぼろご飯を久しぶりに食したのは先週末のこと。
これがまた絶品。卵専門店というわたしにとってはどストライクの店だった。
メニューが少ないのも、頼んでからファーストフード並にすぐ料理が出てくるのもいい。
合わせの魚介系スープも舌触りがよく、これは「抑え」にとっておきたい店だった。

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by tabijitaku | 2010-08-19 00:12 | 私が私であるための1973枚

眼下にプテラノドン

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毎日、眼下にプテラノドンを見るというのは、どんな気分だろう。
それにしてもこの翼竜、布団を干すのにはうってつけな気がする。

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by tabijitaku | 2010-08-17 08:55 | 私が私であるための1973枚

塀士

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by tabijitaku | 2010-08-16 17:45 | 私が私であるための1973枚

レオとアストラの孤独

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子供の頃に見た光景が、シャッターを切ったように脳裏に焼き付いているということがある。
「ウルトラマンレオが弟のアストラを庇って、ウルトラ兄弟に総攻撃される」というショッキングなシーンが、わたしの中ではずっと残っていて、前後の細かい設定は覚えていないものの、この1シーンを憶えているせいか、レオとアストラ兄弟には孤独と孤立のイメージが付きまとう。

漫画「北斗の拳」を「神話となった兄弟喧嘩」と評したひとがいるが、ウルトラマンレオの場合、それとはちょっと違う。
レオとアストラはこのときウルトラ兄弟では無かったからだ。

今回、改めて三十年ぶりぐらいにこの物語をDVDで見ていろんなことが分かった。
そもそもレオ兄弟は「出身」からしてウルトラでは無い。
ゾフィ、ウルトラマン、セブン、エース、タロウ達いわゆるウルトラ兄弟はM78星雲の出身。
それに対しレオとアストラは獅子座L77星雲の出身。つまり赤の他人なのだ。ちなみレオとアストラの故郷はマグマ星人の侵略のよって滅亡しているため、彼ら兄弟は設定からして故郷の無い悲劇的な生い立ちである。

この知識を持って、ウルトラ兄弟とレオ兄弟の争いに着目すると、まるで本家エリート一家対分家のみなしご兄弟というとても子供たちのヒーロー達とは思えない「大人びた構図」が見えてくる。

そしてなぜ、ウルトラ兄弟がレオ兄弟を攻めるに至ったかについては、ウィキペディア等に詳しいが、簡単に言ってしまえば、自分達の故郷M78星雲をアストラ(実は偽物)に襲われた兄弟達が、「アストラを殺す」と言って、地球まで追いかけてくるのだ。
このときレオは弟の無実を信じてあくまでアストラを庇おうとする。
攻め立てるのは、ゾフィ、初代ウルトラマン、新マン、エースというウルトラ4人衆。
(タロウはなぜかいない。彼にはそういう汚れ役はさせないという暗黙のルールがあるのか?)
セブンことモロボシダンは中立の立場を守ろうと苦悩する。
エグいのは、ウルトラ4兄弟がガチでレオを倒しにいっているとしか思えない、4人がかりの光線攻撃。
ウルトラ兄弟がここまでマジのなる大きな理由はもう1つあり、アストラ(繰り返すが偽物)がM78星雲から奪ったウルトラキー(わかりやすい大きな鍵)によって、制御機能を失った星雲がいままさに地球と激突しようとしているからなのだが、わたしの印象としてはこのときウルトラ4兄弟は「地球の平和なんかそっちのけ」で、自分達の星とメンツを守るために、レオ兄弟を「殺し」にいっている感じがする。
さんざん地球の平和を守ってきたはずのウルトラ兄弟の星そのものが地球史上最大の脅威となるという設定は実にシュールだが、実はこのとき人間側では地球に接近しようとするM78星雲を爆弾で追撃しようと考えているのだから、「状況が変われば正義は変わる」という我々が歴史の教科書で本来学ばなければいけない真理が、そこではきちんと描かれているのだ。
更にいうと、ウルトラの星爆撃の陣頭指揮を取るのは、あろうこうとかモロボシダンなのだ。
つまり、彼は親兄弟の暮らす故郷そのものを爆破するという大任を負わされるのである。

このダイナミックなストーリーはレオの38話、39話(最終回でも何でもない)の合わせて1時間の話なのだけど、すったもんだの末、地球もM78星雲も無事で、その立役者となったレオとアストラ(これは本物のほう)は、なんとウルトラキングの超法規的英断により、晴れてウルトラ兄弟に加わることになり、「殺しあった後、兄弟」というヤクザ映画的決着となる。

昔、あるひとに「孤独と孤立の違いは何だと思う?」と聞かれたとき、わたしは咄嗟に「レオとアストラ」と答えた。
ウルトラ兄弟になったことを素直に喜ぶレオのノーテンキさには、正直なところ孤独なイメージとはだいぶ離れている。
しかし、ウルトラ兄弟にあらぬ疑いをかけられ、それでも兄レオのピンチには駆けつけ、仕事が終わると、行方をくらますアストラの姿には孤独を越えた哀しい孤高を感じた。
よーく考えてみると、アストラだけが一度もブレていない。
孤独というのはもしかしたら、そういうものなのかもしれない。
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by tabijitaku | 2010-08-15 21:17 | 私が私であるための1973枚(絵)

鉄塔案内

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だから、そこにある怒っているような鉄塔をまっすぐ進むと、両側にスマした顔した鉄塔が立っているから、そこを右に曲がるでしょ。そうすっと今度は6つ目か7つ目の鉄塔が半笑いに見えるはずだから、そこから55分の方向に伸びているあぜ道をまっすぐ突っ切るの。その突き当たりで待っているよ。
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by tabijitaku | 2010-08-14 21:55 | 私が私であるための1973枚(絵)

リカバリー

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夏風邪の引いたため、長い午後をずっと、繰り返し繰り返し眠った。
風が抜ける部屋で、火照った身体を右に左に回転させながら、うっすらと目が醒めてもまた眠る。
それを繰り返していたら、日曜日の午後は夕暮れになり、外からは虫の鳴き声が聴こえた。
喉の痛みはまだ引かないが、咳が、喘息の発作が出ないことを静かに祈りつつ、また眠る。

「エズミ、本当の眠気を覚える人間はだね、いいか、元のような、あらゆる機能が、無傷のままの人間に戻る可能性を必ず持っているからね」
J.D.サリンジャー「ナイン・ストーリーズ」の「エズミに捧ぐ」より

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by tabijitaku | 2010-08-08 21:29 | 私が私であるための1973枚


中庭、それは外。でも内側


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