銀杏とマンタとサイモン&ガーファンクル
何年か前に沖縄の美ら海水族館で初めてマンタを観た。
水の中をまるで空を舞うように泳ぐマンタは魅力的だった。
マスタード色のイチョウの木を見て、イチョウの葉の形は
何かに似ているな、と思ったらマンタそのものだと気づく。
イチョウの写真を撮るとき、わたしには好きなアングルがある。
それは木の幹に抱きつくようにして、下から撮る方法。
葉と葉の隙間から覗く空の色が青く見えたら、たいてい素敵な仕上がりになる。
閑話休題。
今朝、通勤途中にイチョウ並木の通りを車で走っていたら、
ふとサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」が無性に聴きたくなった。
帰宅してから、古いCDを引っ張り出して今も繰り返し聴いている。
原題は「Bridge Over Troubled Water」
たぶん佐野元春の「約束の橋」とゴチャマゼになったのだと思われるが、
わたしは「明日に架ける橋」をどこかで「約束」の歌だと思いこんでいた
節がある。
歌詞をよく読めば、「約束」という言葉はどこにも使われていないのが分かる。
どこにも使われてはいないのだが、やっぱり「約束」という言葉が行間から浮かんでくる感じがするのは、単にわたしの先入観のせいだろうか?
わたしはきょう、半年前に自分自身と交わした約束を1つだけ果たした。
だから、約束の歌が聴きたいと思ったのかもしれない。
【152/1973】
by tabijitaku
| 2007-11-29 01:54
| 私が私であるための1973枚