人気ブログランキング | 話題のタグを見る

昭和48年生まれはどこにいったのだろう?

昭和48年生まれはどこにいったのだろう?_a0048851_050358.jpg

経理という仕事柄、わたしは週に何度か金融機関の方たちと会う。
都市銀、信金、地銀、銀行マンにも特色があり、話してみるとけっこう性格の違い、社風の違いが如実に出る。
その中に、わたしと同じ昭和48年生まれの方がいる。
第二次ベビーブームのピークが昭和48年だった。
ウィキペディアによれば、この年の出生数は209万1983人だったという。
ちなみに2007年の出生数106万2604人だそうだ。

通っていた中学校はマンモス校で、わたしの学年には確か11クラスもあった。
受験戦争に就職氷河期。
行列のできるお店で整理券をもらってさんざん並ばされた挙げ句、けっきょく自分の手前で完売してしまったような感じがする。

わたしは今、35歳。
「もう35歳」と「まだ35歳」が自分の中で遠慮しあって互いに席を譲り合っているみたいだ。
子どもの頃、35歳なんていうと、もっとずっと大人だと思っていたけど、いざ自分がその歳になってみると、これがまたけっこう揺れているのである。
テレビをつければ、若手芸人、アイドル、女子アナ、野球選手、相撲取り、格闘家…みんな年下ばかりになった。年上なのは政治家ぐらいだ。

ふと、思う。
私たちの世代はあれだけ多くのひとがいたのに、みんなどこに行ってしまったんだろう?

気になったついでに、ネットで昭和48年生まれの有名人を検索していたら、その中に宮沢りえがいた。
彼女が同い年であることをわたしは今の今まで知らなかった。
宮沢りえがヘアヌード写真集を出したとき、わたしは高校生だったが、つまり彼女も高校生だったということになる。
その宮沢りえがグリコのCMに出ている。
成長したサザエさん一家の中でワカメを演じている。
アニメのキャラクターは歳をとらないのが当たり前であるが、カツオやタラちゃんがちゃんと歳を重ねていたという設定は、わたしには妙に居心地がよい。

にほんブログ村 写真ブログ フォトエッセイへ
【541/1973】
by tabijitaku | 2008-11-28 01:17 | 私が私であるための1973枚(絵)


中庭、それは外。でも内側


by tabijitaku

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31